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仕事のグチを家庭に持ちこみましょう

男性は会社でさまざまな苦労に出会います。時には泣きたくなるほどのこともあるでしょう。それでも、家に帰れば何ごともなかったような顔をしているもの。「仕事もいろいろと大変なんだよ」程度に語ることはあっても、詳しく説明したりはしない人が多いようです。妻や子どもたちに仕事のことを語ったところで分かるはずがない、という感覚もあるでしょうし、男がグチをこぼすのはみっともないと考えている場合もあるでしょう。「女は楽でいいよ」などとバカにする気持ちがあるために、語れないという人もいるかも知れません。

いずれにしても多くの中年男性が、「家族は俺の苦労を分かっていない」と感じています。考えてみれば明らかなことですが、語らないものを理解してもらえるはずはないのです。家庭の中でグチをこぼすことは、自分を家族に理解してもらうことであり、自分自身のストレスを解放することでもあります。「男のコケン」を気にしないでグチをこぼせば楽になるのです。

妻だって苦労しているのです

「女は楽でいいよな」と考える男性は少なくありませんが、主婦は主婦でいろんな悩みを抱えているものです。子どもの学校関係の付き合いや、近所の人々との付き合いの中で、嫌な経験をしたり気をつかったりすることは少なくありません。そうした苦労は男の目から見れば、取るに足らないことなのかもしれませんが、主婦にとっては大変なことなのです。夫はそうした妻の苦労を理解する努力をした方が良いでしょう。

妻が夫の苦労を理解できないのは、夫が妻の苦労が分からないのと同じことです。「俺の仕事の大変さを理解していない」と嘆くのなら、妻の話に耳を傾けるべきでしょう。人の理解を求めるときには、自ら相手を理解する努力が必要です。他人の行動を求める前に、自分の行動が必要なのです。

妻は理解してくれているはず、というのは幻想です

「妻は俺のことを理解してくれている」と信じている人もいますが、多くの場合、勘違いです。夫が会社でのことを語っていないのに、妻がその苦労を理解できるはずはありません。「会社では人間関係でもまれて大変だ」と感じているのなら、それをストレートに妻に語ってみましょう。もちろん、妻がそうした話を面白がって聞いてくれるとは限りません。中には、「グチなんか言わないでよ。男らしくないわね」などと批判する妻もいるかも知れません。もしそうだとしても、グチをこぼすことは大切です。

自分ひとりの中に不満や不安を閉じ込めておくことほど危険なことはありません。どこかにはけ口が必要で、それは家族でなければならないはずです。たとえ妻に聞く気がなくてもこぼし続けることも大切です。それをつづけることで、いずれは「夫は疲れている」「夫は弱い」と理解してもらえるでしょう。

仕事の辛さは誰にもあります。それを打ち明ける相手がいないと、自分自身の中に閉じ込めるしかなくなります。いつかそれが爆発して、精神的な破たんにつながるケースもあります。更年期には、自らの精神を守るためにも、妻にグチをこぼしましょう。