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田舎暮らしをはじめるなら、妻を都会においていこう!

都会生活が長くなれば、田舎でのんびりしたいと思うのももっともでしょう。あくせくとしたサラリーマン生活を定年という区切りでやめた後には、のびのびとした人生を送りたい、と考える人がいることは理解できます。ただ、更年期の気の迷いで無計画に始めてしまい、あっという間に行き詰まるという人も少なくありません。たとえば、「農業」に憧れてド田舎に土地を購入したものの、自然との闘いの厳しさにへこたれてしまうのです。専門の農家の人たちですら大変な思いで作業しているのに、都会そだちの元サラリーマンが気楽な気持ちでできるはずがありません。

いわゆる「第二の人生」を田舎でスタートしたいのであれば、家族を伴って移住するのはリスキーです。妻を都会に置いたまま、夫一人で始めるのがベター。リスク分散にもなりますし、その方が妻の力を借りやすくなります。

ロハスに失敗するおじさんたち

ここ数年の間に「ロハス」という言葉が流行、すっかり感化されたおじさんたちが出現しました。そうしたシニアの中には、定年を迎え退職金を受け取ったのを機に、田舎暮らしを始めようとする人がいます。東京から車で数時間、というような近場ではなく、本当のド田舎にです。いわゆる「へき地」の古民家を買い取り、自分の手で改修して移住します。地価が安いために、都会では信じられないほどの広大な農地を買い取り農家を始めます。目の前に広がる景色がすべて自分の土地だということに大きな満足を得て、やる気満々で農作業をするのですが、ひと月もしないうちにほとんどの人がへこたれてしまいます。

ペンションのオーナーになる人もいます。料理に自信のある男性が、都会の人たちにアットホームな生活を提供しようと始めるのですが、これもまた失敗する人が後をたちません。すこし料理がうまいという程度で、多くの人たちを満足させられると思っているのが大間違い。プロの料理人との腕の違いを認識していないため、人気を得ることができません。自らの常識とは異なった常識を持つ若者たちを客として迎えて、精神的に疲弊する人もいます。「良い客」ばかりではないのです。単なる流行に乗っかって始めたばかりに、辛い老後となってしまう人が少なくありません。

妻を都会に残した方がサポートを受けやすい!

田舎暮らしを始めるのなら、妻を都会においたまま、自分ひとりでスタートする方が楽チンです。農作業にしろペンションでの料理にしろ、たまに手伝ってもらうことでありがたみが分かります。また、女性の方が、こうした作業には根本的に才能が豊かです。うまくいかずに都会生活に戻るときにも、都会に妻がいればスムーズです。

妻たちは「男のロマン」が失敗に終わることを感覚的に知っています。そのため、老後のための人間関係を既に構築済み。都会で一生を終えられるように準備ができているのです。都会での充実した生活の合間であれば、田舎生活の手伝いもできますが、毎日となればしんどくなります。夫が失敗して戻ることも想定しているので、大して気にもかけません。「やっぱりね」と感じるだけです。

リタイア後に第二の人生として田舎生活を始めたいなら、一人でする方が良いでしょう。妻を都会に残しておいた方が、何かと便利。失敗しても取り返しがつけやすいのです。