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更年期をみとめたがらない男たち

メンタルな病気については男性は認めたがらない傾向にあります。女性の中にもそういう人はいますが、男性の方が多いようです。白髪や老眼についても同じです。女性の場合、白髪が目立ち始めればすぐに髪を染めたりして隠そうとしますが、男性の場合には、「ないこと」にしようとする傾向にあります。「たまたま、突然変異で一本生えてきただけ」と思いたいのでしょう。小さな文字が見えなくなっても、メガネを変えようとはしません。何とか無理やり読もうとします。

このような傾向は更年期障害にもあてはまります。女性の場合には、閉経という具体的な変化がありますので認めざるを得ないということもあるのでしょうけれど、男性は、自分が更年期障害であることを認めたがりません。何か他の病気であることを祈ってしまうのです。

老いを認めたくない心理は、セックスと関係あり!?

男性は勃起力がなくなることをとても恐れるものです。「女を悦ばせる」能力が、男性自身の能力だと感じているからなのかもしれません。たとえセックスレスの夫婦であっても、男性は「相手が変わればできる」と自負する傾向にあります。「妻には欲情しないけれど、若い女のことなら何度でもできる」と思い込むのです。本当はEDで勃起できないとしても、それを信じないようにしています。

バイアグラを使っていることを隠す人が多いのも、そうした理由からでしょう。妻にすら知らせていない人もいるいようです。勃起できなくなる=老いた証拠、ととらえられることが嫌なのでしょう。ただ、EDは必ずしも老いによるものではありません。若い人の中にもなる人はいます。むしろ、EDになってもまだまだ性欲旺盛であることに自信を持ってもよいのではないでしょうか。

更年期障害も「老い」の証拠ととらえられるため、認めたがらない人が少なくありません。そうなったら、「もはやセックスできない人」扱いされるのが怖いのです。更年期障害になっても勃起はできるし性行為もちゃんとできます。勃たなくなるのはEDの症状ですので、バイアグラを処方してもらえばすぐに改善します。

更年期障害を認めてしまった方が、楽になれます

医者にかかっても、自分の症状を正直に語れないという人もいます。更年期障害といわれるくらいならガンといわれた方がましだ、とまで考えてしまう人もいるようです。しかし、どんな病気にも共通していることですが、問題の核心を理解した方が、対処しやすいものです。自分が更年期であることを認めれば、体調や心理面の不調の原因が、たかが「更年期」によるものだとわかり気持ちは楽になります。何か他の重大な病気に比べれば、更年期障害など小さな病です。生死にかかわるものではありませんので。

男性はペニスの大小を気にするのと同様に「老い」を気にします。「勃たない人」というレッテルを貼られたくないからです。そのため更年期を認めたがりませんが、むしろ積極的に認めて対処した方が、気持ちは楽になるものです。