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たかが勃起、されど勃起

かつては、「インポ」「インポテンツ」という言葉は、一種の差別用語のように使われることがありました。「あいつはインポ野郎だ」などのように、人をバカにするときに利用されていました。「インポテンツ」と呼ばれていた頃には「治らない病気」のイメージが定着していましたが、今では「改善できる病気」であるという認識が浸透しています。90年代にバイアグラが登場したことによって、世界が大きく変わったのです。

バイアグラは、世界中のカップルの生活を大きく改善したと言えるでしょう。セックスができないことでギクシャクしていた男女が、愛を確かめ合うことができるようになりました。かつては人に告白することがはばかられたものが、今では、「俺も最近はバイアグラの世話になっているんだ」というような形で、人に言えるものともなっています。大声で自慢する話ではありませんが、少なくとも深刻な話ではなくなりました。EDに対するイメージは劇的に変わったのです。

かつては「秘薬」でしか治せなかったものが、簡単に治せるようになりました

昔は、男性の勃起不全を治すには「秘薬」が用いられていました。オットセイのペニスや、赤マムシ、アマゾンの奥地のキノコといった、かなり怪しいものがありがたがられていたのです。不幸なことに、こうした薬をいくら使っても、めったに改善することはなく、EDはいわば「不治の病」として恐れられていたのです。それだけに、「勃たない」ことは恥ずべきこと、隠すべきことで、男性が他人に告白することはほぼ考えられないことでした。

夫婦の間でも深刻な問題であるにもかかわらず触れられることはなく、妻はただ黙ってセックスレスの悲惨な運命を受け入れるしかなかったのです。夫の方も、ただただ「妻に申し訳ない」という気持ちをかかえ、悲しい人生を送ることになっていたのです。それが、バイアグラのおかげで様変わりしました。勃たないものが勃つようになり、EDに光が当てられるようになったのです。

テレビコマーシャルまで流れるようになりました

かつて、EDは「悲惨な物語」の核になるほどのテーマでした。アーネスト・ヘミングウェイの名作「日はまた昇る」では、主人公が戦争でEDになったことで恋人との関係が壊れていきます。D・Hローレンスの「チャタレー夫人の恋人」では夫が勃起できなくなったことから、妻が愛人を求めざるを得なくなりました。

それが、現代ではバイアグラなどのED薬のコマーシャルがテレビで放映されるほどに、あっけらかんとしたものになりつつあります。イケメン俳優がさわやかに、バイアグラのCMに出ています。インターネットなどで簡単に購入できるようにもなりましたが、「偽薬」が多いことも問題となっています。ちゃんとした薬を手に入れるには、やはり専門クリニックで処方してもらうべきでしょう。バイアグラだけでなくシアリスやレビトラなど効き目の異なる薬もありますので、クリニックなら何が自分に一番あっているのかも相談することもできます。

バイアグラの登場でEDのイメージは180度変わりました。明るく改善できるものとなり、カップルたちに希望を与えたのです。20世紀最大の発明のひとつとも言えるでしょう。