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更年期障害の治療の流れを知る

男性で更年期障害、いわゆるLOH症候群を発症する人は増加傾向にあります。女性の更年期障害は有名で、女性は閉経間近の年代になれば注意をし、症状を悪化させないように、病院での治療を受ける人が多いのですが、男性では自覚する人も少なく、積極的に治療をする人は稀です。

多岐にわたる症状

LOH症候群の症状は、多岐にわたります。
老化現象と誤解されるもの、たとえば何となく疲れやすくなった、夜眠れない、肩こり、頻尿のような症状や、女性の更年期障害のような、ほてりやのぼせ、手足の冷えや多汗症などの症状が出る人は多いようです。
また、だるい、楽しくない、集中力が続かない、イライラする、仕事がつらいなど、うつ病のような症状が出る人も多く見られます。また、高い確率で実際にうつ病へと移行していきます。

そして多くの人に共通する顕著な症状として、性機能が衰え、朝立ちがなくなり、性欲の極端な減退が見られます。

うつ病、ED、がんなどの生活習慣病、または前立腺の異常など、症状が似ている病気は多数あります。
『大したことはない』と放置せず、早めに医院などで診断を受け、症状を特定することが大切です。

LOH症候群の治療の流れ

病院では、自覚症状を聞き、LOH症候群の可能性があれば問診と血液検査を行います。その結果、LOH症候群であると診断された場合には、症状に合わせた治療を行います。

軽症の場合は、漢方薬やサプリメントの処方が行われます。ともに男性ホルモンの増加を促すものを処方されますが、かなり即効性のあるものもあり、また副作用などの心配も低めで、効果はかなり期待できるようです。

日常生活が困難など、症状が重いと判断される場合は、プラセンタや男性ホルモンの服用または注射など、より高い効果期待できる治療が行われます。ただし、効果が高い反面、副作用もあるため、医師の判断に従い、慎重な治療が必要となります。

なお、LOH症候群の治療は、原則として保険診療外、自費診療となります。

医師との連携で改善

LOH症候群は、人によって症状がさまざまなため、治療内容なども1人1人違います。
雑誌やネット情報を鵜呑みにしすぎず、担当医師を信頼し、指示に従い、しっかりと治療することが大切です。

特に、男性ホルモンを注射するという治療は、一時マスコミでも取り上げられ、その効果のみが知られていますので、希望者は多くなっています。
ただし、この治療は副作用のリスクが高いため、医師も慎重になります。医師に無理強いをするようなことは避けた方が良いでしょう。

人生を明るくするために

男性は、女性の閉経のようなはっきりとした区切りがないため、きちんと治療をすれば生涯現役でいることも可能です。

特に中年期以降では、自分自身を大切にしてきちんとケアをする人と、老いに任せて諦めてしまう人との差は大きく開き、同級生とは思えないほど見た目年齢が変わる場合も多くなっています。

また、男性ホルモンの量が多い人ほど出世するなどとも言われ、中年期以降の男性ホルモンの維持は、社会的な地位にも影響すると考えられています。

明るく前向きな人生を送り続けるか、それとも次第に衰えを感じつつ人生を重ねていくか、その選択は自分自身で決定できるといえるでしょう。